株式の注文
銘柄の選び方
銘柄選びは難しいものです。よい銘柄を選んだとしてもすでに値上がりして割高になっていることも多く、必ずしも利益を得られるとは限りません。利益を得るためには他人より先回りして投資する必要があります。そのためには情報収集のための努力が必要です。また、興味を持って、応援したい企業に投資するのもひとつの方法です。

売買単位
注文の際に注意しなければならないことのひとつに売買単位があります。 取引所における上場株式の売買は、すべての銘柄が1株からできるわけではありません。銘柄毎に最低の売買単位が決まっており、その整数倍で注文を出すことになります。

注文の4要素
証券会社に売買注文を出すには、
(1)銘柄名(会社名) (2)数量(株数) (3)売・買の別 (4)価格
の4つは最低限お申し付けください。
また、価格については「指値注文」と「成行注文」があります
指値注文 | 成行注文 | |
---|---|---|
売買したい価格を指定して注文 | 売買したい価格を指定しないで注文 | |
メリット | 指定した価格かそれより有利な価格で売買が成立します。 | 売買を早く確実に執行できます。 |
デメリット | 価格を指定するので、それに見合う反対注文がなければ、売買は成立しません。 | 出来高の少ない銘柄や市場価格の変動が大きいときには、想定外に高いまたは安い価格で売買が成立することがあります。 |
(※)反対注文:買注文に対し売注文、売注文に対して買注文のこと
指値か成行かは一長一短がありますので、状況に応じて使い分ける必要があります。
受渡し
株券の売買をすると売買が成立した日を含めて3営業日目までに受渡しが必要です。